塾長は長年中医学を主として学びましたが、望問聞切の診法と弁証、そして治療において気的に整合性を得ることができませんでした。それはまた感覚の大事さ、気を基軸とした医学の重要性を再認識する事となり、独自の理論や治療法を確立するに至りました。この経験をより多くの人に伝えるため、当塾を立ち上げました。
最良の気的医療を目指しているため、邪気と正気との分類を感覚的に明確に分けることを最重要と考えています。それゆえ診断は正気中心に虚を探り、治療は専ら正気を補うこととなります。塾生には気的感覚が上がる方法を指導します。
補法としては、毫鍼は取り扱いが難しいため、接触鍼のみを用います。この接触鍼は物の形、質、色、温度と気とのかかわりを研究した結果により生まれた当塾独特のものです。これは気の去来を感じる訓練道具でもあり、治療しながら感覚が上がります。
人の気は、その人の心持ち次第で正気にも邪気にも成り得ます。治療にあたり邪気が多い者は、人を治し難く、正気が多い者は、人をたやすく治せるものです。病人を心底治してあげたいと思う学生さんは大歓迎です。
毎月1回第3日曜日、大阪にて開催。
開催概要
柿田秀明
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