団体プロフィール
《新宿漢方クリニック》
・生活の質を第一に
がんなどの先端医療で治療した後、目立たないが厄介な副作用をもって取り残される患者さんが意外にもたくさんおられます。 また難病の最終的治療法には免疫抑制剤やステロイドの大量投与以外にありません。
魔法の杖には隠された多くの副作用があり、本格的治療とならないのを知りつつ、他の手段がないためにその杖に頼らざるを得ません。
漢方生薬と鍼灸治療を組み合わせることで、より良い落ち着きが戻り、病気の緩和改善になることが稀ではありません。
体質を整え本来の健康を取り戻すお手伝いをするのが当クリニックの目的です。
・院長の基本姿勢
私は、
1）最先端医学研究から身を転じ現在、漢方と鍼灸施術を実践しつつある医師です。
2）日常の健康維持のため、東洋医学を踏まえた上で体質改善をアドバイスします。
3）病気予防と治療のため、東西両医療を積極採用する、あなたのホームドクターです。
・新宿漢方クリニックの運営方針
1）健康保険診療が基本です。
2）カウンセリングを重視し、処方する薬剤は主として西洋薬と漢方エキスです。
3）お求めに応じ漢方生薬（Herbal medicine煎じ薬）とAcupuncture（鍼）を施術します。
4）大学付属病院、国内外の専門医療機関、中医学関連施設などとネットワークを維持し、情報交換によりみなさんの健常のため尽力いたします。
・治療に関する基本理念
初診時に、西洋医学的データ（健康診断その他の医療情報）を重視します。
1）診断は、西洋医学に限らず、「三焦（Sanjiao）理論」を重視します。つまり、患者さんの上焦（肺と心）、中焦（胃と脾）と下焦（腎と膀胱）の現状を把握し、陰陽アンバランスを調整し健康長寿を育むという考えです。
2）治療は、健康保険適用の漢方エキス剤です。さらにご要望があれば自費のHerbal Medicine（煎じ薬）により内部から体の環境を整えます。自費のSanjiao Acupuncture（三焦鍼法）により、外部から体と脳の高次機能とを調整します。
3）健康食品としては、川並冬虫夏草や牛黄カイキョウ、田七ニンジンなどを取りそろえています。そして、健康増進から、老年症候群、がん治療対策などのご相談をお受けいたします。
4）特にメンタル疾患は、西洋医学でいう神経伝達物質の多寡を基本とする理論で判断できない未解明領域が多すぎます。脳の高次機能は肝、腎、心、脾の活性状態が直接反映するという東洋医学を考慮し、その調整をAcupunctureとHerbal medicineで行います。
5）これまでの成果は、一般内科、老年内科、心療内科（パニック障害、不安神経症、認知症、うつなど）に注目すべき反応を認めます。詳細は、以下をご参照ください。一般社団法人老人病研究会：http://gochojunet.com認知症Gold-QPD鍼灸師サイト：http://gold-qpd.com
《一般社団法人老人病研究会》
一般社団法人老人病研究会は元東京大学病理学教授、東京医科大学学長を歴任された文化勲章受賞者（故）緒方知三郎先生（緒方洪庵の孫）により1954年に設立されました。当初は老人病研究所を付置研究所としていましたが、老人病研究所は1968年に本法人から日本医科大学に移管されました。
本法人の事業目的は、“老人性病変の発生に関する理論と実際の研究によりその予防を図り健康の増進ならびに確保の普及により広く社会の福祉に関与する”ことです。
本法人の活動としては、市民公開講座の開催、武蔵小杉地域の健康増進活動、日本医科大学老人病研究所社会連携事業「街ぐるみ支援ネットワーク」への支援事業などを行っています。認知症国際フォーラムを2年連続で開催し、特に昨年は東洋医学における漢方や鍼灸が認知症に著しい効果を発揮する事実を本邦ではじめて報告致しました。フォーラムがNHK教育テレビで放映されたことで大きな反響を呼ぶに至りました。
その結果を受け本法人は、今年度の事業として認知症に関する統合医療（西洋医学/鍼灸・リハビリ・ケア）のマスタースクールを設立開講し、認知症治療に特化した鍼灸師・医師の育成と実践事業を展開することになりました。高齢社会で避けて通れない認知症の対処法は世界中で広く望まれております。
《認知症Gold-QPD（ｷｭｰﾋﾟｯﾄﾞ）とは》
現在、日本の65歳以上は2940万人で認知症患者は約200万人とみなされる。今後癌、生活習慣病とともに認知症に罹患するお年寄りが確実に増大するであろう。
社団法人老人病研究会は昨年2010年10月に西洋医学と中医学鍼灸、介護と福祉教育を取り入れた統合医療の[認知症Gold-QPD育成講座]を開講した。武蔵小杉病院の北村伸神経内科教授と後藤学園中医学研究所兵頭明所長そして㈱舞浜倶楽部のグスタヴ・ストランデル総支配人の教育プログラムで鍼灸師（医師を含む）を対象とした卒後教育を始めた。韓景献教授のこれまでの報告によれば、アルツハイマー病と血管性認知症の合計435名の患者さんを対象に毎週１～２回の施術を１２週実施すると
1）MMSE（記憶力）、
2）見当織、
3）計算力
の改善をみた。
とくにアルツハイマー病では２４週間の連続施術により、アリセプト投与群と比較しMMSEが有意に向上した。動物実験では海馬を含む脳神経細胞の再生、脳血流循環と代謝亢進も証明されている。
著書・掲載メディア
新報道2001
2015年1月18日(日) と 2015年6月28日(日) で取りあげられました。
