団体プロフィール
【JARTAとは】
西洋・東洋の医学、東洋的身体観、身体意識や認識学を基にし、それらが物理的・力学的に整合性を持ってより良いパフォーマンスや怪我の防止につながることを最重視したコンディショニング技術・トレーニングを提供するスポーツトレーナー協会です。
スポーツにおける日本のトレーニングの歴史を顧みると、そのほとんどが欧米発祥理論がベースとなっており、これまでも様々な取り組みがなされてはきていますが、大枠として欧米の後追いという構図のままであることは否めません。
果たして、欧米で生まれたトレーニング理論の追従は、日本人の身体特性・精神特性・文化特性において本当にベストな選択なのか。
どの国よりも練習時間が長いと言われている日本が、なぜ世界トップレベルに到達できないのでしょうか。
現在、世界との差の要因は、多くの場合“フィジカルの差”と位置付けられています。
ではフィジカルの差とは何なのでしょうか。
身体のサイズ、筋肉の質だけがフィジカルなのでしょうか。
であれば日本は特定の競技を除いて永久に世界トップレベルになれないのでしょうか。
欧米諸国が、“フィジカルの差”を武器にするのであれば、我々はそれ以外の武器で戦えばいい。
例えば、大きな力を持ってコンタクトしてくる欧米選手がいれば、そこに小柄な日本人が「力」で対抗すれば“フィジカルの差”によ
り負けることは明白です。
しかし、相手に大きな力を“発揮させなければ”、勝機は見えてくるかもしれません。
これらの概念は武道・武術をはじめとして日本で古来から重視されてきた技能でした。
しかし日本国内における欧米理論の主流化により衰退したのです。
欧米人のように筋力アップにより身体のサイズを大きくしたりする手段、すなわち彼らと同じ方法を選択するだけでは、決して世界
トップレベルにはなれない、仮になれたとしても一部の選手であり、日本のレベルそのものが世界トップレベルであり続けられるのは
難しいことは、これまでのスポーツの歴史が証明しているのではないでしょうか。
日本が世界トップレベルに達していくためには、我々はフィジカルの差を埋めつつ、かつ“独自の進化”をしていく必要があります。
我々は、日本文化、とりわけ武道・武術の概念を“日本人のアドバンテージである”という視点でスポーツトレーニング理論に応用し、
「日本独自のトレーニング」を選手やチームに提供しています。
【JARTAの事業】
①トレーナー・フィジカルコーチ育成事業
JARTAでは
・選手の身体操作、フィジカル、思考の面で成長できること
・選手自身が成長と知識と手段を得ること
・選手が自分の伸び代を実感できること、課題を見つけ続けられるようになること
を重視し、それらを選手とともに実現できる能力を持ったトレーナー・フィジカルコーチを育成しています。
選手にとって、昨日の自分よりも少しでも成長し、それを積み重ねていけることは非常に重要な課題です。
選手は、自分のパフォーマンスアップのため、チームの勝利のため、言葉で語れないほどの努力をしています。
我々には、そんな選手の努力をリスペクトし、その努力の「方向性」をより良い方へと方向づけていく責任があると考えています。
それ故、そのための考え方や知識・手段を得ることは、選手として人として成長していくためには欠かすことのできないことです。
JARTAの認定資格者は、そのための知識や手段を提供できること、高いレベルでトレーニングの手本を提示することができることを必須条件としています。
②トレーナー派遣業務
認定トレーナー数 125名
研修レベル 28名
サポート件数 126件 個人50件 | チーム76件 ※1名で複数のサポートあり
競技種目 個人30種目 | チーム19種目
※2017年3月31日現在
著書・掲載メディア
入会について
3種類の会員ランクを設け、会員ランクごとにセミナーの受講費割引や、新たなサービスとしてオープン致しました「JARTAメンバーズサイト」内での会員限定動画の視聴や限定コラムの閲覧、ウェブ教材などの特典をご用意しております。